おはようございます。きぶんやです。
今回は「借金」についてです。
学生であっても成人年齢の引き下げによって関係してくる人もいるかと思うのでこのテーマにしました。
借金は家計を圧迫する大きな要因になります。人は自分の生活に必要なお金を確保できていないと精神的に不安になったり、体調を崩したり、心に余裕が持てなくなったりします。
蓄財に不利になる借金について考えていきましょう!
1.借金とは
借金とは、他の人や金融機関、企業から「お金を借りる」ことです。そして当然ながら借りたお金は返済しなければいけません。
そして借りた金額(元本)と、その金額に適用される「金利」から計算される「利息」や「手数料」がかかります。
また基本的に借りる金額が多ければ多いほど、金利は高ければ高いほど支払う金額は大きくなり、家計を圧迫してきます。
なので不必要な借金はしないように気を付けましょう。
2.借金の種類
皆さんは借金の種類についてどれぐらい知っているでしょうか?
借金(ローン)の種類としては主に
- ・住宅ローン
- ・自動車ローン
- ・教育に関するローン
- ・クレジットカード
- ・パーソナルローン
があります。
それではそれぞれの特徴を知っていきましょう。
・住宅ローン
家を購入するために組まれるローンです。金利は固定金利と変動金利があり、金融機関によって利率も異なります。比較的金額が大きく、そのため返済期限も長くなりやすいです。人生において最も高額な借金になりやすいです。
・自動車ローン
自動車を購入するために組まれるローンです。返済期間は10年以内で、金融機関やディーラーで組むことができます。
複雑なローンも存在するので、特性をしっかりと理解した上で使うようにしましょう。
・教育に関するローン
教育に関するローンとして最も一般的なのが貸与型の奨学金です。借りるために条件はありますが、進学をしたいけどお金が無いといった時に真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか。返済期間は20年ほどですが、猶予制度などを使うと返済期間が長くなります。
親や家族に支援してもらえない状態で大学や専門学校へ奨学金を使って通った場合、社会に出たら家計がマイナススタートになります。
・クレジットカード
生活において使用している人も多いと思います。現在ではキャッシュレス化も進み、上手に使うと現金よりも便利でお得だったりします。ショッピング枠とキャッシング枠の2つがあります。
クレジットカードは性質上どちらも使った分は借金になることを覚えておきましょう。
・パーソナルローン
金融機関で旅行や結婚式といった特定の目的のために借りられるローンです。金融機関によってはフリーローンなど呼び方は様々あり、金融機関によって金利の幅が大きいです。
3.借金の返済方法
それでは借金の返済方法について具体的な手順を見ていきましょう。
Ⅰ.借金をしたことに危機感を持つ
最初になぜ自分が借金をしたかを考えることです。生きていればどうしても仕方無い場合もありますが、その場のノリや勢いで自分の支払い能力を超えた物を手に入れようとしませんでしたか?
借金をするということは「本来自分のお金であったはずのものを誰かに渡す(利息や手数料)行為」です。
借りてしまったものは返済しなければなりません。ここで危機感を持つことによって、今後の借金の抑制につながります。
Ⅱ.借金の把握
次に借入金額と金利を把握します。
銀行でお金を借りた場合、契約書等を調べれば借入金額と金利、返済額は確認できます。また、奨学金やクレジットカードの支払いに関してはインターネットで確認できます。
金額と金利が確認できたら、紙でも表計算ソフトでも良いのでリストアップしていきます。
必要な項目としては
- ・会社や金融機関
- ・借入金額、支払い総額(元本+利息合計)
- ・金利
- ・月々の返済額
- ・最終返済年月日(年数)
以上をリストアップすれば借入金額を把握することができます。把握できたら月々の合計返済額を計算します。
Ⅲ.返済計画
月々の合計返済額が計算できれば、その金額を差し引いた分で生活していきます。
書くのは簡単ですがそれを実行するのが難しいです。しかし実行しなければ借金が少なくなる訳ではありません。一歩ずつ進んでいきましょう。
Ⅳ.返済方法
返済方法についていくつか紹介したいと思います。
・家族に借りて全額返済する
まず検討してもらいたい方法は家族に借りて一旦全額を返済して、家族に返していく方法です。
私の場合はそもそも家族にお金を取られていたのでこの方法は使えませんでしたが、使えるのであれば一番簡単で確実です。
・利息の低いローンに借り換え、まとめる。
複数借入がある場合は返済日や返済期間の把握が煩雑になり、返済ミスをしかねません。まとめると返済日をすべて把握する必要が無くなります。また、借入金額が多くなると金利も低くなる可能性があります。
・債務整理について法テラス等に相談する。
借入金額がかなり多く、返済が難しい場合は債務整理という手段もあります。これは法律の専門家に相談する方法になります。一人で解決するのが難しい場合は速やかに専門家に相談しましょう。借金に関しては時間が経過するほど苦しくなることが多いです。
さて、上記の返済方法が取れなかったり、自分自身で返済可能な金額の場合はどのように返済すれば良いかを説明していきます。
Ⅰ.生活防衛資金の確保
生活防衛資金とは
会社員の場合 ・・・半年〜1年分
自営業やフリーランスの場合 ・・・1年〜2年分
収入が無くても最低限生活できるお金のことを言います。
返済に追われると早く返済したい気持ちが先走り、最低限生活に必要なお金以外を返済に充てようとする人も少なく無いでしょう。
早く返済したいと思うこと自体はとても良いことですが、何か突発的にお金が必要になった場合、再び借入する結果になってしまうと本末転倒です。
Ⅱ.生活防衛資金を確保できたら、その後は全力で借金返済
今まで貯蓄していた分のお金を返済に充てます。この時に注意するべきことは、金利の高いものから返済していくということです。
具体的にはクレジットカードのリボ払いやキャッシング、パーソナルローンなどは金利が高いことが多いので真っ先に返済するようにしましょう。
Ⅴ.私の返済方法
私は雇われて働いているので、自営業の方やフリーランスで働いている方の参考にならないかもしれません。こんなやり方もあるということで参考になればと思います。
- Ⅰ.掛け捨ての医療保険に入ります。(貯蓄型ではありませんよ!!注意!!)
- Ⅱ.月々の返済を続けながら20万円貯金します。
- Ⅲ.20万円確保できたら最低限生活に必要なお金以外を金利の高いものから順に返済に充てます。
定職についているということで生活防衛資金を目標まで貯めずに返済をスタートしました。
また体が丈夫だったので掛け捨ての医療保険を使うことはありませんでしたが、この方法で奨学金以外の返済を終わらせました。
4.やるべきことが決まったらすぐに行動しよう!!
私は私立の大学に奨学金を使い通いました。また20歳になってすぐに悪質商法によって、借金も作ってしまいました。
大学を卒業してからも車の購入にローンを使っていましたし、家族の借金を肩代わりするためにフリーローンも借りていました。まさに借金だらけの人生です。
借金がどれだけ苦しいかは身をもって体験しています。だからこそお金について勉強しました。まだまだ勉強している途中です。
今日より明日、今月より来月、今年より来年とどんな人でも一つずつ行動していけば、借金は少なくなります。その積み重ねによって借金は必ず完済できます。諦めずに行動していきましょう!!